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まぼろし物語

発売2年目に予約殺到

「面白い酒を出した奴が居る」

発売翌年の1975年(昭和50年)、「面白い酒を出した奴が居る」と言う噂が広まり、当時の人気TV番組11PMから声がかかりました。
番組には、発売を実現した5代目の中尾義孝が出演しましたが、生放送のスタジオでメインキャストの藤本義一さんをはじめ、出演の皆さんが幻を「旨い!旨い!」と飲んでくれたのです。

そして、番組終了後に司会の方が声をかけてこられました、「明日の朝、大変なことになってますよ」。その言葉通り、翌日の早朝、宿泊のホテルに興奮した声で社員から電話が入ります。予約の電話が鳴り止まないという報告でした。
以来、幻は好評を博し品不足が20年近く続きました。

そして、今年2014年は発売から40年になりますが、今の最高峰、幻黒箱が全て予約で割り当ての出荷をさせていただくなど、継続して皆さんの支持をいただいております。

【幻赤箱に関する出来事】

2014年 発売以来40年目。
2001年 ANA欧米線ファーストクラスに搭載。
2005年・2006年 JAL欧米線ファーストクラスに搭載。
ミシュラン3つ星の、すきやばし次郎さんで30年以上使用。

【幻黒箱に関する出来事】

発売以来13年目ですが、発売当時の赤箱(40年前)に最も近いお酒です。

2007年 第1回International Wine Challenge SAKE部門でGold Medal受賞
2009年 ANA欧米線ファーストクラスに搭載
2009年 プーチン首相と小泉総理の六本木「田舎家」での晩餐に使用。
2010年 全米日本酒歓評会The Joy of Sake 2010大吟醸B部門でベスト3。
2010年 ニューヨーク、レストラン酒蔵で扱い。
2012年 ラスベガスホテル「ベラージオ」、レストラン「イエローテール」で扱い。

まぼろし物語一覧

  • Story01:「幻」のリンゴ酵母、発見
  • Story02:7年をかけた醸造技法の開発
  • Story03:「忘れられない感動」
  • Story04:採算を度外視した市販酒
  • Story05:発売2年目に予約殺到